♪Songs ~歌と人権 partⅢ~♪

6月4日(木)、小笠原忠彦先生(新居浜市人権啓発指導員)を講師にお迎えし、人権講演会を開催しました。小笠原先生は、一昨年から「歌と人権」をテーマにお話をしていただいており、3回目の開催となります。
今回は、国民栄誉賞も受賞した作曲家の吉田正さんにスポットを当て、60万人が抑留され、約6万人が亡くなった「シベリア抑留」の自らの従軍中につくられた「異国の丘」などの歌に込められた思いを紐解きました。
参加者は、強制労働や酷寒、飢えなど過酷な抑留者の状況を聞き、戦争の悲惨さ残酷さ、亡くなった人々に思いを馳せるとともに、最後は大ヒットした「いつでも夢を」をみんなで歌い、人権や平和、自由の尊さを改めて認識することができた素晴らしい講演会でした。